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■ 油脂から作られるバイオディーゼル(BDF) ■ |
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| エステル交換反応(アルカリ触媒法) | |||||||||||||
| 原料となる植物油はグリセリン1分子に3分子の脂肪酸が結合した“トリグリセリド”と呼ばれる構造をしています。このトリグリセリドにメタノー ルと触媒(SCFはアルカリ触媒を使用)を加えてエステル化反応させることで、メチル化された“脂肪酸(メチルエステル)”と“グリセリン”に分離す ることができるのです。このメチルエステル類が、現在世界的に拡がりつつあるバイオ燃料、バイオディーゼルと呼ばれています。 また、バイオディーゼルの性状は脂肪酸、つまり原料となる油脂の性状に大きく依存しています。油脂に含まれる脂肪酸の種類や割合は、植物の種類等によって異なっているため(表1参照) 、原料が異なればそれぞれ異なる性質のバイオディーゼルが出来ることになります(表2参照)。 現在 ヨーロッパでは主に菜種油やひまわり油バイオディーゼルが流通しており、アメリカでは大豆油バイオディーゼルが主流です。他には温暖地域ではパーム油のバイオディーゼル等が使用されています。 |
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| 表には菜種、ひまわり等植物油脂の脂肪酸組成を示してあります。これは代表的なもので、栽培地や品種によって脂肪酸組成が異なるものもあります。赤字は飽和脂肪酸、青字は不飽和脂肪酸を意味します。暖かい地方では熱安定に優れた飽和脂肪酸の割合が増加し、涼 しい地方では流動点などの低温特性に優れた不飽和脂肪酸の割合が増加する傾向があります。 | |||||||||||||
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表には菜種、ひまわり等の油脂から製造したバイオディーゼルの基本特性を示してあります。流動点は燃料が低温で固体になる温度を指します。特に原料植物の種によって低温特性(ここでは流動点)に大きな違いがあることが良くわかります。 |
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